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2020年4月29日水曜日

中国は新型コロナ肺炎をばら撒いた責任から逃れるために国際紛争を欲している?

副題:中国は今回の危機を、北朝鮮を利用して逃れる計画なのか? 金正恩重体説は、その準備のために流されたのかもしれない。

 

1)幾つかの国際的情報:

 

①新型コロナ肺炎は、国際保健衛生問題から国際政治問題に徐々に変化してきている。そのなかで起こったのが、今回の金正恩重体説である。金正恩が手術をうけたとか、重体であるとか、そして死亡したという説さえある。北京は数十人の医師や政府要人を北朝鮮に送ったという報道もある。

 

【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の健康悪化説を巡り、ロイター通信は25日、状況をよく知る3人の消息筋の話として、中国が医療専門家を含む代表団を北朝鮮に派遣したと報じた。正恩氏の健康状態は不明としている。

 

3人の消息筋のうち2人によると、代表団は中国共産党中央対外連絡部の高官が率い、23日に北京を出発したという。北京では22日の時点で既に、宋濤中央対外連絡部長が軍病院の医師らを連れて訪朝したとのうわさが出回っていた。情報は錯綜しており真偽は不明。ロイターはまた韓国の消息筋が24日、正恩氏は生きており、近く姿を現す可能性が高いと語ったとも伝えた。(徳島新聞)https://www.topics.or.jp/articles/-/355653

 

②また、重大なのは中国軍30万人が中朝国境付近に集結しているという話である。今日の水間TV(朝霞さんの情報を流している)では、ミサイルや戦車などを丹東に運び込んでいるという。https://www.youtube.com/watch?v=R4THpcpm6Yw

 

また、従来から情報配信人は明確ではないが、秘密情報的なものを流している人のサイトでは、米軍のB5(B51 or B52?)爆撃機や偵察機が朝鮮半島の周りをグルグル動いているという話である。(補足1)https://www.youtube.com/watch?v=5RfwHikvngA

 

③更に、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が25日に発表した共同声明を出したと、日本経済新聞が報じている。

 

第2次大戦中に米軍と旧ソ連軍が不戦の誓いを交わした「エルベの誓い」から75周年を祝す共同声明を発表した。誓いについて「我々が大きな目的のために双方の違いを乗り越えて信頼や協力関係を構築できることを示す事例だ」と指摘した。記念日を利用し米ロの関係改善の糸口をつかみたい両首脳の思惑がにじむ。

 

声明は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を念頭に「我々が21世紀で最も重大な課題に直面するなかでファシズム打倒のために戦った人々に敬意を表す」と強調した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58515520W0A420C2FF8000/(補足2)

 

 

2)それらの相互関連を想像する

 

①と②の関係は、明らかに北朝鮮で何らかの政変を予想して、米国と中国が動いているということである。しかし、その動きが単に金正恩の病気と関連しているという考え方で解釈可能なら、③をここで取り上げない。

 

北朝鮮問題に詳しい筈の韓国が、金正恩重体説を取っていないことが重要である。つまり、北朝鮮情勢についての動きが、中国主導で起こっているという見方をする人がいる。

 

今回のコロナ問題で、世界中から嫌われ者となり、更に、方方で裁判が起こされ、中国が危機的情況に近づいている。そこで、中国は国際社会を混乱に誘導し、その動きを雲散霧消させる戦略をとる可能性があるという考えである。

 

その候補としては、「台湾併合」と「北朝鮮の内乱及び人民軍の投入」がある。後者は、朝鮮戦争の再開、或いは、新バージョンの朝鮮戦争とも考えられる。ただ、金正恩は南に攻め込むことなど考えていないので、中国の一方的介入なのかもしれない。

 

或いは、金正恩が本当に重体であり死亡した場合、中国にとっては渡りに船ということになるかも知れない。軍経験もなく、女性である金与正が、すんなり後継にはなれないだろう。北欧から帰った叔父が後継になる場合は、粛清を恐れる金正日派は、立ち上がる可能性があるというのである。そこで、内乱を防止するか、内乱が起これば鎮圧する役割を中国が果たして、国際社会にコロナ肺炎の借りを返すのである。

 

ただ、その目論見を米国やロシアがそのまま受け入れる筈はない。北朝鮮まで手に入れるというのは、消防士の振りをした火事場泥棒だからである。おまけに、欧米からの請求書を燃やしてしまおうというのだから。

 

兎に角、近々何らかの動きがあるだろう。その時、まともに現象が観測する準備として本稿を準備した次第。本稿はあくまで素人による私的メモです。

 

補足:

 

1)出所不明の情報は、ガセネタである可能性が高いが、信頼度の高い情報源と最終的に接続される説を継続して流しているのなら、重要な情報源である可能性がある。その一つかも知れないと思って、屡々聞いている。

 

2)最近、新聞を中日から毎日に替えた。毎日はこの情報を報じていない。ずっと前から、日本経済新聞が最も政治問題を正しく報道していると思う。

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